Team Foundation ServiceでWindows ストアアプリのビルドが可能になりました #win8dev_jp #tfsug
日々、更新されているTeam Foundation Serviceの更新情報に気になることが!
Build IaaS
旧来の Azure VM Role から Azure IaaS VM (Azure 仮想マシン) にビルドプールが移行されたことで、多くのことが可能になりました。その中でも主要なポイントは、
- Windows ストアアプリのビルド
これは、ビルドサーバーの OS が Windows 2008 R2 から Windows Server 2012 になったことを意味しています。
Team Foundation Service 5/28 更新 | SoftwareEngineeringPlatform.com
早速、試してみました。
ビルド定義の作成
ビルド定義の作成については下記の記事の通りです。
5分でわかるTFSでWindows Phone アプリ、Silverlightのビルドを構成する方法 #wpdev_jp - KatsuYuzuのブログ
Silverlightではないので[MSBuild プラットフォーム]を気にする必要はありません。
ビルド前の準備
通常はVisual Studioの[ストア] > [アプリ パッケージの作成]からウィザードでパッケージ作成を行いますが、今回はTFSの成果物を利用するので事前にPackage.appxmanifestを編集しておきます。更新であればバージョンを上げておきましょう。
あとは、Package.appxmanifestをチェックイン後にビルドするなり、ゲートチェックインでビルドするなりでビルドを実行します。
Windows ストアアプリのパッケージ
ビルドが無事に終わると下記にストアに提出するパッケージが出力されています。
- $/<チームプロジェクト名>/Drops/<ビルド定義名>/<ビルド定義名>_<日付>/<プロジェクト名>/AppPackages(ビルド定義の既定値)
Testフォルダーにはパッケージとインストール用のPowerShellスクリプトがあるので、Add-AppDevPackage.ps1を右クリックして[PowerShell で実行]をすると端末にインストールしてテストが出来ます。